民工芸品

  • 鹿島錦

    (地域:鹿島市)
    和紙に箔を置き細く裁断して縦紙とし、色染めした絹糸を横糸として織りあげる上品で雅びやかな風情を伝える手織物です。
    約200年前、肥前鹿島の藩主夫人が天井の網代組を見て着想したのが始まりです。
  • 佐賀錦

    (地域:佐賀市)
    金、銀、漆を箔押しした和紙を縦糸に、絹の横糸を通して織りあげられます。帯、ぞうり、ハンドバッグなどに使われ、日本手織りの極致と海外でも名高い評価を得ています。
  • 名尾・手漉和紙

    手漉和紙(地域:佐賀市)
    緻密で光沢があり、耐久性に優れています。特に燈紙は油をよく吸い、絵筆がなめらかに走りしかも強靱と好評です。最近ではランプシェードやラッピングなど新たな使用法も。県の重要無形文化材に指定されています。
    元禄年間に、納富由助が製紙法を筑後よりもたらしたといわれています。
  • のごみ人形

    のごみ人形(地域:鹿島市)
    干支をかたどった魔除け・開運の小さな土鈴です。ひとつずつ愛情をこめて作られたどれも素朴で愛らしものばかりです。
    日本三大稲荷のひとつ、鹿島市の祐徳稲荷神社の参拝土産として誕生しました。
  • 肥前びーどろ

    (地域:佐賀市)
    一般食器が主流で赤や青の色ガラスから職人業による手作りの温かさ、柔らかな曲線が魅力です。
    幕末に大砲製造のための精錬方を設置し、ガラス器製造を手がけたのが始まりです。型を使わず「とも棹」と呼ばれるガラスの棹を使用した宙吹き「ジャッパン吹き」と言われる江戸末期の伝統技法を今に伝える一品です。
  • 諸富家具

    (地域:諸富町 他)
    現代的センスの家具として有名で、和洋たんす、書棚、食器棚など多種多様な家具が生産されています。
    古くから木材の集積地として腕のいい大工、指物師たちが多く住んでいた諸富町。昭和30年の大川橋の開通により、大川家具との交流も活発になり、大川に次ぐ家具・建具の産地として発展しました。
  • 鍋島緞通

    (地域:佐賀市)
    約300年前、江戸時代元禄年間に当時の佐賀郡扇町の古賀清右衛門が、中国から段通の技術を習得し織ったのが日本最古の綿段通といわれている「鍋島段通」です。
    精巧でしかも雅趣に富み、中国から伝わった技術が佐賀の地で煌びやかに花開いた名品です。
  • 弓野人形

    (地域:武雄市)
    土製の人形で、手作りの素朴な風合いが魅力です。
    その昔、弓野(現・武雄市)に住みついた博多人形師が始祖といわれています。また、昭和初期にはグリコの宣伝用として、人形やおまけを大量に引き受けたこともありました。
  • 西川登竹細工

    (地域:武雄市)
    ハチクという種類の竹を竹ひごに加工し、伝統的な手編み技術によって作ります。ざるや茶バラ、いそてぼなど、竹の持つ味わいと手作りの風合いをいかした製品は天然の魅力がいっぱいです。
  • 浮立面

    (地域:鹿島市、太良町)
    佐賀を代表する民族芸能・面浮立に欠かせないのが浮立面です。角のある男面と口を開けた女面があり、表情の一つ一つに、磨き抜かれた彫り師の技が冴えます。使用する原木は、佐賀県の県木である楠をはじめ、桐、檜などを使用し、最近では装飾用に作られることが多く、郷土土産や新築祝いの厄除けとして贈られています。
  • 刃物

    (地域:佐賀市 他)
    刀鍛冶の技法を生かしたはがね付の製品です。切れ味、耐久性に優れており、園芸用、農業用、漁業用と多種にわたって製造されています。